疎遠だった叔父の葬儀も終わり普段通りの生活が戻った頃、突然遺品整理がまだだという連絡が来て驚きました。
叔父は早くに連れ合いを亡くし、子供もいなかったため私が相続人ということになったらしいのです。
遺品整理といっても京都の古ぼけた一軒家、しかも家のなかにはこれまで集めたのであろう荷物がうず高く積み上がっています。
ホコリが溜まっていて大切なものなのかゴミなのかさえわかりません。
借家であったため早く片づける必要があったのですが、どうにも自分で片づける気が起こりません。
そこで、頼ったのが京都で長年遺品整理を行ってきた業者さんです。
正直に言うと遺品を捨てることにどうにも抵抗を感じていました。
それでも私しか整理する人間がいないというのですから仕方がありません。
費用はかかりますが、私に代わってきちんと整理してもらうための必要経費です。
突然のことで途方に暮れていたため、業者さんに整理してもらうことができて助かりました。