遺品整理は遺族が故人にしてあげる最後の思いやりです

ニュースで話題となり、ドラマのテーマとしても取り上げられた事のある遺品整理ですが、
その影響か最近では新規参入してくる業者も増えてきているのが現状です。
そしてその中には、遠い場所に住んでいるため、
故人の遺した物を片づけられない遺族の弱みに付け込み、高額の料金を吹っ掛けたり、
最初は低額でも、仕事完了後に追加料金を請求するといった悪徳業者も存在します。
一方で誠実に作業をしてくれる良心的な業者も存在するので、
まず遺品整理が必要になった場合は、
すぐにどの業者に依頼するかを決めずに見積もりをもらって検討する事が重要です。
その時に遺族の意向として、
「まだ使えそうなものはリサイクルショップに回してもらっても構わない」のか、
「すべて含めて廃棄してほしい」のかを決めておく必要があります。
それは、遺品整理と一言でいっても、
遺品を引き取ってからの処理の仕方はそれぞれの業者でやり方が違ってくるからで、
はじめからリサイクルショップに売る事を前提にしている業者でも、
その分料金を低く設定していたり、料金に反映されていないところも存在します。
また故人の中には、
「自分の使っていたものを他人に使わせたくない」と思っている人もいるかもしれません。
遺品の最終的な処理は業者が行いますが、
そうなるまでの過程は遺族が故人に対してしてあげられる最後の思いやりです。
なので、故人と遺族の気持ちを汲み取って処理をしてくれる業者を選びましょう。